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ちょっと耳鼻科で鼻削ってきました 【1日目 前編】 [鼻中隔湾曲症・鼻下甲介切除]

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【6/9(木)  入院・手術当日 -前編-】

※病院にもよりますが、1週間入院だったり、1泊2日だったり、中には日帰りもあります。
私の場合(病院)は【1泊2日】でした。

※私個人的な意見としては、1泊2日で正解でした。
全身麻酔をかけてもらったので、術中は何も感じませんし、自分で運転して行ったので、日帰りはとてもとても…(気持ち的にも)
1週間は長過ぎます。仕事もあるし…。

って事で、木・金を有給もらい、土日は通常の休み。月曜から仕事復帰すればいいかと思っていました。
手術するまでは…

本題に入る前に、私のスペックを。

年齢:31
性別:男
身長:171
体重:68
職業:会社員
住所:宮崎県宮崎市
病院:宮崎市にある個人耳鼻科

では、スタートです。


-AM 8:30 起床-
病院からもらった「入院のしおり」的なものに書いてあった、必要な物は前日から準備してました。
なのでゆっくり目の起床。
比較的ゆっくり寝れました。

入院からの手術なので、顔洗っただけで、髪の毛はボサボサのまま。
徐々に緊張してきながらZ33に乗り込みました。


-AM 10:00 入院-
裏口からインターフォンを押して病院内へ。
直ぐに2階の病室へ。

「また来ますから、こちらでお待ち下さい。」

個室なんだけど、元々2人部屋だったみたいで、ベットが2つあった。
それから体温測って…終わり。
何もコンタクトしてこないので、逆に自分から手術承諾書とか渡しにいったw

ここからが長かった…。
「11時には病院着に着替えてください!」
って言われて…待つこと2時間。
テレビ見て途中寝かけてましたw
とは言え面白くもなく。
しかも落ち着かない為、トイレに何回か行ったかな。


-PM 12:50 手術室へ-
とうとう、その時が来た。
看護師さんが部屋に来て「行きましょう」と声をかける。
メガネを机に起き、ナースステーションへ。
そこで手術用のキャップをかぶり、手術室へ。

痔の手術をした時は、小さい部屋に機械がいっぱいあって、ちょっと狭いかな?くらいの手術室で、しかも診察室を扉一枚で繋がってるような部屋だったので、そのイメージだったのですが…


ひ、広い…!!ちゃんとした手術室や…。ここ耳鼻科なのに…。


まず、手術室まで3つの扉があった。
もちろん、足を置くと扉が自動的に開くタイプ。
手術室に入った時、「な、なんでこんなに無駄に広いんだ??」ってのが印象だった。

緊張と、興奮と、不安と、興味と…
色んな思いが交錯しながらベットに横になる。

「麻酔科医の○○です。今から手に点滴をします。そこから麻酔を入れていきますね!」

雰囲気は良さそうな先生だった。
(名前は覚えていない。顔も。メガネをかけている事しか覚えていない。)

「点滴付けるので親指を中に入れて手を握ってください! あれ、出ないなぁ…。ここから入れますね。ちょっとチクっとします。」
手の甲から針を入れる。

『そうか、鼻の手術だから、口からじゃないんだ。』

「まず、心電図をとるので装置をつけていきます!」

看護師が胸にセンサーを付けていく。
手にサチュレーションや血圧を測る装置をつける。

「今から麻酔を入れていきます。だんだん眠くなっていきますからねぇ!」


とうとう来た!
全身麻酔だ!







あれ?眠くない。

「だんだん眠くなっていきますよー。麻酔入れる時、ちょっと痛いかもです!」
『わかりました』







おい、まだかよ。

「それでは眠くなっていきますからねー!」

内心『いつだよ』と思いつつ、また、『もたせてやる』と思いつつジッとしてると…
え、え、何??なんかコメカミが電気が走ったようにピリピリしてるんですけど!!
え?えええ?
あ、顔全体に拡がってきた!!
いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ…





コメカミがピリピリ~顔全体に拡がって…まで、2秒くらいだろうか。
それから意識が全く無い。


「○○さーん、手術終わりましたよー」

起きたら、手術が終わっていた。
寝起きとは違う。いかにも薬で意識を強制的に殺し、無理やり回復した感じ?

しかし…驚くほどに何もできない。

『返事しなきゃ』『声出さなきゃ』と思っても出ないのである…!!
どうにかして起きてる事を伝えないと!

頭では思っていた。でも声が出ない。

ならば手を動かそう!!
動かないのである。

やばい…!と思っているうちに、声が出た。
(今思うと、この間5秒経ってなかったと思う。けど、恐ろしく長く感じた。)

しかし、「声が出た」レベルである。
会話は出来ない。

鼻が通じない。だから口で呼吸をしている。でも唾が飲み込めなく苦しい。
いや、それだけじゃない。
口に何がついている。
ああ、酸素マスクか…。

「☓☓☓☓☓」

看護師が何か言ったのはわかった。
けどはっきりわからない。

その時は「苦しかったら唾吐き出してもいいよ」と聞こえたような気がした。
だから何とか頭を動かして、看護師に「唾を出したい」とアピールする。
結局2回は出した。

そうこうしていると「○○さん、こちらのベットに移りますよー。」と聞こえた。
虚ろな目で見ると、横にベットがつけてあった。

『うつらなきゃ』

ただ無心に思った。

「部屋に戻りますからねー」
(ああ、またベットを移るために動かないといけないんだな。しんどいな)

不思議と冷静にこう思ったのを覚えている。

「はい、またうつりますよー」

部屋に着いた。また腰を動かす。
少し開けていたカーテンの隙間から隣のビルを見る。
オレンジ色に光っていた。

『夕方なのかな?17時くらいかな??』

そんな事を思いながらまだ意識がはっきりしない中、ただぼんやりしていた。
続く。





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